ドパガキよ、スイフトスポーツに乗れ

ドライブ

こんにちは、じゅんです。

最近、ドパガキという言葉を時々耳にします。「ドーパミン中毒のガキ」の略で、ショート動画やSNS、ゲームなどの刺激を常に求めてしまう若者のことを指すそうな(ウィキペディア参照)。最近は若い人に限らず、電車の中、飲食店でご飯を待つ間など、絶え間なくショート動画を見漁っている人をよく見かけますね。それを「忙しそうだなあ」と思ってみている僕も、空き時間についついX(旧Twitter)を見たりしちゃうので、大して変わりませんが。そしてつい長く見てしまって、何もしていないのに脳が疲れている感じがしてしまう。これはよくない。

そんなわけで(?)、僕がおすすめするドーパミンの出し方。それは、スイフトスポーツです。

スイフト乗り、スイフトを借りに行く

無職2か月めで暇な毎日を過ごしていた僕(働け)。ふと、前回(7年前)の無職期間にロードスターをレンタルして楽しくドライブしたことを思い出しました。しかし、時期は8月。せっかくロードスターを借りても、オープンにしてたらあっという間にこんがりトースト熱中症おじさんが誕生してしまいます。

何かほかに面白い車ないかなーと、オリックスレンタカーのサイトをチェックチェック。キャンペーン一覧から検索してみると・・・

オリックスレンタカーホームページより https://car.orix.co.jp/campaigns/?dv=14&opg=4

おお、Zとかもあるんだ。でもやっぱり、たまにはMT車に乗りたいなあ。コペンは昨年末に借りたしな。スイスポはディーラーで試乗したことしかないし、もう廃盤になっちゃったし、いつまで乗れるかわからんぞ。

というわけで、オリックスレンタカー湘南台店に電話。希望の日が空いていたので、朝8時から閉店の19時まで、たっぷり一日借りることにしました。

当日、朝6時すぎに自宅を出発。僕の愛車である2世代前のスイフト(スポーツじゃないよ)で湘南台店に向かいます。同じスイフトですが、世代もグレードもトランスミッションも違うスイフトスポーツ、どういう走りをしてくれるか楽しみだぜ。

僕の愛車のスイフト(2011年式 XLグレード)

ぶっ飛んでいくフロント

というわけで借りてきました。

サイトのイメージは赤いボディーでしたが、いざ店に着いてみると鮮やかなイエローのスイスポが僕を待っていました。テンション上がるね。

出発時は後ろが詰まっていたのでさっさと出て、写真はパーキングエリアで撮影。マニュアル車の運転は久しぶりでしたが、クラッチのつなぎどころが非常にわかりやすく、すぐになじみました。

実は、パーキングエリアへ来たときすでに僕はドパガキとなっていました(笑)

この車が搭載するのは、1.4Lのターボエンジン。もりもりのトルクで、970kgの車体を引っ張ります。僕のスイフトよりも20kg軽いのに、パワー&トルクは1.5倍。そんな車のフル加速は、下道ではできないよねということで高速へ。

圏央道の海老名ICから乗ったときは混雑していたのでおとなしく合流。その先の海老名南JCTから、あえての新東名へ。ジャンクションのカーブを抜け、前後を確認。車無し。2速まで落として、3・2・1でべた踏みすると、3000回転くらいから猛烈にターボがきいて、あっという間に吹け上がり。3速にぶち込んでもう一度。やべえ超速えぇ。
ドーパミンがドパドパになるのと同時に、新東名で許されるぎりぎりの速度になったのでおとなしく6速に入れて巡航。なんというか、車のフロント部分が前にぶっ飛んでいって、ボディーが置いていかれるかのような加速。一般公道において、これよりパワーのある車は必要なのだろうか、と思わされます。ちなみに僕が借りて乗ったことのあるうちで、最もパワフルな車は約300馬力のゴルフRですが、スイスポはゴルフより500kg以上軽い分、じゃじゃ馬感が半端ないのです。乗り始めて1時間くらいでしたが、「これ名車だろ」と車内で独り言ちていました。

足柄SAのスマートICで降りて、三国峠を越えて山中湖、河口湖、西湖。どこかで止まろうかとも思ったんですが、平日にもかかわらずどこも混んでいたのでノンストップでGOGO。外国人観光客、富士山好きすぎ問題。しかし、僕の行きたかった場所は程よく空いていました。

幻の魚クニマス

やってきたのは西湖の南岸側にある「クニマス展示館」。無職にもうれしい入館無料

ここにいるのは「クニマス」というサケ科の魚。もともと田沢湖にしかいなかった魚で、水質の悪化によって1940年代に絶滅したとされていたのですが、2010年になって遠く離れた山梨県の西湖で再発見されました。大昔に移植放流された魚が命をつないでいたんですね。

小学校時代に魚類図鑑を日々眺めて過ごしていた僕にとっては、図鑑で「絶滅した」と書かれていた魚に会えるすごい展示施設なのです。来るのは2年ぶり2回目。

クニマスの生態や、田沢湖の人たちとクニマスの関わり、絶滅、そして再発見の経緯などを展示物でお勉強。夏休みの子どもたちと一緒に読み込みます。西湖に住むほかの魚や、近縁種であるヒメマスも見て、いよいよクニマスの水槽へ。

本当にいるんだなあ。よく生き残っていたものだ。
いつかは田沢湖に里帰り、という計画もあるみたいです。まだまだ湖水が酸性すぎて目途は立っていないようですが、いつか実現するといいな。

灼熱の富士宮焼きそば「うめづ」しぐれ焼き

車に戻ると、すでに正午過ぎ。富士宮で昼食を取ろうと思っていたので、店が閉まる14時前には向かわなくては。本栖湖とかも行きたかったけど、そのまま富士宮に向かうことにしました。

山道をグイグイと登って、本栖湖と樹海を一望できるという触れ込みの展望台へ。

・・・木が育ちすぎたんだな。

だーれもいないのでスイフト君撮影会。

山道はやっぱりマニュアルミッションをカチャカチャやるのが楽しい。スイスポは割とシフトストロークが長めで、スコンスコンとしっかり入るシフトフィール。10万km超えたレンタカーでどうかな?と思っていましたが、ギアの引っ掛かり感などは全くなく、ブリッピングもブリブリとキメて楽しめました。

朝霧高原の空いている県道を走り抜けて、お目当てのお好み焼き屋さんに到着。

「うめづ」さん。着いた瞬間からお店の窓が開いていたのでそうだろうなとは思ったのですが、冷房無しのストロングスタイルで営業中でした。8月某日、外気温は32度。お客さんたちは鉄板の前で汗だくになりながらお好み焼きをパクパク。僕も鉄板の前に座り、おばちゃんにしぐれ焼き(大)をオーダー。目の前で焼きそばの麺が混じった独特のお好み焼きが焼かれていきます。しぐれ焼きの存在を知ったのは、そうです、ゆるキャン△です。キモヲタですみませんデュフフフ。聖地のお店は定休日だったし一度行ったことがあるので、近くのこちらに初めてやってきました。

おばちゃんが置いてくれたお好み焼きにソースをぬりぬり、魚粉とあおさをどばー。静岡おでんも魚粉だよね。静岡の人って魚粉好きなのかな。

ヘラで切り取って、熱々をぱくり。うめえ。熱い、厚い、暑い。汗をかき水を飲みながら、お好み焼きを平らげました。おなかいっぱい。今欲しいものは冷房。

スイスポ君の冷房をフル回転させながら富士山スカイラインを登っていくと、つづら折れの上りコーナーが連続。道幅は十分にあるので、1.4Lターボを炸裂させてグイグイと楽しくコーナリングしていきます。

ここでちょっと思ったのは、
「意外と我が愛車のほうがハンドリングはいいかも??」
ということでした。1.2L自然吸気の愛車のほうが頭が軽いからか、それともスイスポの有り余るパワーで思ったよりスピードが出ていたからかは分かりませんが、我が愛車のほうがちょっとだけ、ハンドリングが素直な感じ。とはいえ、路面をかきむしるような立ち上がりの加速感はもう段違いですし、なによりマニュアルカチャカチャたのちい。

やがて坂が緩やかになり、標高も上がって涼しくなったので、窓を開けてのんびりモードに切り替え。低回転からもりもりトルクが出るので、ギア固定のずぼら運転も許容してくれます。ドパドパモードもいいけど、セロトニンおじさんモードもできる車です。まじでいい車。

富士山は雲がかかっていて見えず

まだまだ時間があったので、御殿場の市街地から箱根の山へ。

ちょうど海賊船がきたので、一緒にぱちり。

箱根新道と西湘バイパスでやや渋滞につかまりながらも、返却時間にはちゃんと間に合いました。いやあ、楽しかった。

未来の愛車候補としてどうなの?

実に楽しい、ドパガキドライブを終えた僕。レンタカー屋さんの近くのコインパーキングに止めていた愛車に戻り、エンジンをかける。シフトセレクターをDに合わせ、そろりと出発。広い通りに出て思いました。

やっぱ愛車だなあ。(笑)

そう、スイスポに乗っても愛車はまったく見劣りせず、むしろ愛着が深まったのです。これにはいくつか、スイスポ君になじめなかったポイントがあったから。

①シートポジションが絶妙に合わない

シート自体はよかったのですが、クラッチの踏み込みに合わせるとハンドルが遠く、腕に合わせるとペダルが近すぎて脚が痛くなるという微妙なポジション。脚に合わせたポジションを取って、なるべく背もたれを起こして乗っていましたが、ちょっとハンドルが遠くて、首肩がけっこう痛くなりました。300kmも乗ってればまあそうなるか、という感じではありますが。あと3cmくらい、ハンドルが手前に伸びてくれればなあ。もしくは、ちょっとハンドルが寝かせ気味な角度に感じたので、もう少し立ち気味であれば・・・。

②メーター、インパネが情報過多

これは以前にも書いたことがありますが、僕はシンプルで見やすいメーター、運転に集中できるすっきりしたデザインのインパネが好きです。その点でスイスポをみると……

短パンおじさんですみません

デザインがやる気に満ちすぎている(笑)

ダッシュボード上部のエアコン吹き出し口が妙に目につくし、メーターも赤かったりシルバーだったりでやる気マンマン。メーターフードもやたらと立体的です。
ナビ画面を消すのも僕の流儀ですが、今まで借りた・乗った車の中で一番深い階層に画面消しのボタンがありました。だいたいは何かのボタン長押しか、せめて2階層めにはあったのですが、このスイスポは3階層めで、おまけにスクロールしないと出てこないややこしさ。(メニュー→スワイプ→その他設定→スクロール→画面OFFメニューが出現)
画面消しの方法が分かったのはだいぶ終盤になってからでした。

対して、僕の愛車のインパネ。

落ち着いたデザインのメーター、フラットなインパネ上面、2アクションで画面消し。こういうのがいいんですよ。

車の性格上、イケイケデザインなのも仕方ないんだと思いますが、もうちょい落ち着いた感じのも選べたらいいなあ。現行スイフトはメーターが上に出っ張ったやつになっちゃったし、次期スイスポ(あるのか?)もそうなるでしょうね。

たまに借りて乗る分には楽しいですが、普段使いするにはちょっといろいろと落ち着きが足りないかもと、一日乗りたおして思いました。メーターとインパネは常に向き合う部分ですからね。

オートマも乗ってみたいぞ

しかし、これほど冷静に考えちゃったのも、一日ドーパミンをドッパドパにドパった結果なのかなと(笑)
オートマバージョンの出来も気になります。あれだけの加速力、オートマでテンポよくシフトアップしていったら超気持ちいいだろうな。

今回レンタルした車両について店員さんに聞いたところ、10万キロ超えてるけどまだしばらくは置いておく予定とのことでしたので、ご興味のある方、お近くの方はチェックチェック~。(案件ではございません 笑)

僕もまた、いい季節になったらロードスターを借りたいと思います。(その前に働け)
ではでは、また~。

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