いまこそホンダはおにぎりを作るべきだ

日々の出来事

お米が高くて世知辛い今日この頃ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。新しい農水相となった小泉進次郎さんがお米を安くしようと奔走する姿が連日話題ですね。レジ袋の有料化は余計でしたが、お父さん譲りの行動力を今度こそいい方向に活かしてほしいものですね〜。

さて、今回はそんなお米、というかおにぎりにちなんだ話です。

おにぎりみたいなクルマ?

日本には、おにぎりみたいな車があります。そうです、ホンダのフィットですね。

そんなことを初めて思ったのは中学生の頃。

通学路に2代目の白いフィットが止まっていたんです。家の敷地に頭から突っ込むスタイルでいつも止まっていたので、車の後ろ側をいつも見ていたんですが。

クルマにまださほど興味のなかった野球部の僕(14)は「なんかこの車、おにぎりみたいだな」と思っていました。

2代目フィット。wikipediaより

後ろのガラスが海苔みたいで、フィットならではのなだらかなフォルムもあいまっておにぎりっぽい。

3代目のフィットは全体的なフォルムを踏襲しながらも、当時のトレンドに沿って、プレスラインのパキパキしたデザインになりました。当時の自動車評論家は「意味不明なくぼみ」とか言っていましたが、同じことをドイツ車(アウディとか)がやると「精緻なつくりをアピールするシャープなプレスライン」になるのはなんでなのか。

3代目フィット(wikipediaより)。相棒は実家にいた時、3代目の黒に乗っていました。

4代目は一転して、おにぎりっぽいなだらかなデザインに回帰しています。

4代目フィット。Honda公式サイトより

ただ、イマイチ売り上げは芳しくないようで。シンプルなデザインで、内装の落ち着き含めて僕は好きなので、レンタカーでフィットが来るとちょっとテンアゲ(死語)なのですが、今はアルファードみたいなオラオラ系のほうがウケるんでしょうか。

これはテコ入れが必要でしょうということで、おにぎりとフィットが大好きな僕と相棒から勝手に提案します。

Honda New ONIGIRI

5代目はONIGIRIに改名しましょう。

フィットならではのおにぎりっぽいフォルムをそのままに、ボディの側面はご飯の白、屋根と後ろは海苔の黒で統一!ボンネットは焼き鮭オレンジ、おかかブラウン、明太子ピンク、梅干しレッド、ツナマヨアイボリーの5色を展開!(赤系多いな)

真っ白ボディの塩むすびホワイト、落ち着いた雰囲気の鶏五目ブラウン、ちょっとまだらなチャーハンイエローもラインナップ。

ホンダカーズ新潟特別限定仕様車「UONUMA KOSHIHIKARI GOLD」は深い甘み、粘りとつぶ立ちを両立した乗り心地。ホンダカーズ名古屋限定「TENMUSU」はオリジナル海老天エンブレム付き!

・・・歴史に残る迷作になりますね。

カラーはともかく、日本語ネームの車って光岡自動車以外にあまりないと思うので、面白いと思うんだよなあ。僕の敬愛するスズキのバイクには「刀」とか「隼」とか「チョイノリ」とかありますが。あ、ホンダにも「ベンリイ」があったか。

そんなオモチロイ車が出たら、私はきっとローンを組んででも買ってしまうことでしょう。

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